台湾備忘録　その３

娘の看病しにきたのに、母親の私に心配かけまいと何も見せなかった娘。

VISAが切れる直前になってパニック障害が発覚。

言葉も話せない、知り合いもいない落胆する私に奇跡が起きました。

3か月のVISA延長までこぎつけたのは、

偶然繋がった台湾に住む優しい人たちのお陰です。

そしてこの日から、

娘と向き合う日々が始まりました。

思い悩み、憑りつかれたように昼夜勉強ばかりしていた娘でしたが、

体力も少しずつ回復し、

あれや、これや私に文句や愚痴をこぼすようになりました。

日本で暮らしていた頃でしたらきっと、

「文句ばかり言って。」

そんな風に感じたことが、

この時の私は回復して文句を言える娘が嬉しくていました。

今娘は、本当をさがしている。

うまくいかないことを誰かのせいにしたり、

外からどうみられるか。

そんなことばかり気にしている。


本当に大切なこと、

それは、自分が心から望んでいることを明確にして

そんな自分を愛をもって自分自身が心から応援してあげること。

周りの雰囲気に流されていないか。

当初の目的が、今の自分の気持ちとずれていないか。

やりたいことが見つかっているのなら、

素直に向かうこと！

その心構えがエゴの声にかき消されないよう



モデルになる夢
ファッションに携わる仕事をする夢
カメラのお仕事をする夢
ダイヴィングライセンスを取得する夢
地球や人に優しい化粧品を創る夢
世界を旅する夢
お母さんの手作り弁当を台湾の山の上で食べる夢


たった数ヶ月で半分の夢が叶い
1年で全て叶い。

コロナがあったから繋がった人。

最低を経験したから、たどり着けた。

まっさらな自分。

そのままの自分を受け入れたその時、人には奇跡が起きる。

娘に見せてもらいました。