数日前、「料理は得意ですか?」と聞かれ、
得意と言えるかどうかは別として、気分が乗るとどんどん作る。
私の場合《気持ち》が《味》になってしまう。
子供たちが独立して、旦那さんも単身赴任になった一年前
全く料理を作る気力がなくなってしまった。
時間に追われ、朝4時に起きて弁当を作って、野球部マネージャーの娘を送り出していたころは、母として忙しいながらも充実した毎日を送っていた。
空の弁当箱と「美味しかった!」の一言がやる気の源だったけれど、
一人になった頃の口癖は、
「ひとりだから、まあいいか。」
冷蔵庫の残り物を工夫するでもなく、食材を買う時も食べたいものというより、
なるべく作る手間が外せそうな食材を買っていた。
それを続けたある時、とてもむなしくなって涙が。
《私は、自分を粗末に扱っている》
気づいてしまった。
今までは家族に聞いていた質問を、自分に聞いてみた。
「なにがたべたい?」
「、、、、。」最初は沈黙。
何日かして、もう一度自分の身体に聞いてみた。
「心のこもったお料理。」と自分の身体は答えてくれた。
料理は好きです。
得意かどうかはわからないままだけど、
「心を込めて作ります!」
コメントを残す